血液循環療法セミナー
2015年11月24日ウクライナ北部のモジャリ村学校を訪問、午後から「血液循環療法のセミナー」を講堂でやった。 参加者は、モジャリ村学校校長以下教職員、村長、父兄、土壌研究者のニコライ博士(ウクライナ生物資源環境利用国立大学研究所)、タチアナさん(現地市民団体「希望」代表・地方議会議員)など20数名。最初に、血液循環療法の理論と基本実技を簡単に説明して、「悪いところにはシコリがあり、その部の循環を良くすればすぐに痛みが取れます。では、本当に取れるどうかやってみましょう。」といって、「今、痛みがある人は出てきてください。」というと、肥満気味の68歳の女教師が「膝が痛い」といって出てきてくれた。そこで、ベッドにあおむけになってもらい、痛みのある部位(膝蓋骨内側下方)を触診すると、圧痛性のシコリがあった。「では、循環を良くします。」といって、循環を良くする循環療法独自の手技(ジワー・パッ:漸増急減圧)をやり、数分で痛みを取った。「では、立ってしゃがんでみてください。」「あらー・痛くないワ!」で大喝采と拍手。「では、他にいませんか?」 すると白いセーターのやや肥満気味の女教師が「首が痛い」と訴えて出てきた。第7頸椎側縁の僧帽筋が凝っていたのでやり方を解説しながら治療してすぐに軽くした。 今度は、「腰が痛い」と訴えるので、うつぶせにして左腰方形筋外縁部のシコリを見つけ押圧しながら「ここが痛いでしょ?」「ダー(そうです)」「では治します。」と言って、「ジワー・パッ」すぐに痛みが取れた。では「立って確認してください。」「あーら・痛くない!!」「ハラショ―!」(いいわ)「プラシーバ!」(ありがとう)と大成功。
更に3人目も腰痛の若い女教師。臀部の仙骨外縁に圧痛性のシコリがありこの部を治療すると、前屈が軽く出来て痛みが取れた。親指を立てて「OKサイン」。